この試合を観て思ったことは、間違いなく日本代表は確実にレベルアップしているということ。少なくとも意識改革は進んでいると思う。
サッカー強豪国並みのスピード感を身につけるには、今の日本代表にとっては相当のトレーニングが必要だが、オシム監督になってそのトレーニングの方向性は正されたと思う。もちろん道のりは長そうだけど。
昨日の試合を観ていて日本人選手すべてに感じられたのは「ボールを長く持ちすぎないように」ということを心がけていること。もちろんやみくもに自分からボールを離すことも考え物だが、今の日本にとってはまずは必要な段階ではないかと切に思う。完成度はまだまだだけど、それよりも今大切なことは将来の目標に対しての方向性だから、ぎこちなさもむしろ安心してみていられる。
この先の段階として、「ボールをキープするときはして、離す(パスを出す)時は離す」の見極めを習得するためには、目が慣れていく必要があるだろうと思う。
これはサッカーだけにかぎったことではないが、スピード感というのはまさしく「感覚」なので、自分が目で見て、全体を把握してそれに対して反応するものだから、自分が反応できないくらい状況が変わっていくとしたら、把握できるまで動作を止めてでも周囲を観察しなければ次の行動なんで起こせるものではないと思う。これは他の球技や、カーレース、スキーなどでも同様の能力が求められる。
いわゆる「目がついていかない」とかいう、あれね。
それが身につけば、本来持っている運動能力もフルに生かされくるだろうから、そうなって初めてワールドカップの決勝で戦えるチームになるだろう。
オシム監督なら、きっとそこまでチームを引き上げてくれることだろう!
もちろん選手が途中で根を上げなければいいんだけど。
話は変わるが、今朝の「めざましテレビ」に松木安太郎氏が出演していて、夕べのイエメン戦についてコメントしていた。
「松木語録」などと軽やかに
「考えなくても勝てるサッカーをしていた」なんて、オシム監督にあてつけるようなことを言ってたけど、はっきり言って呆れた。というかガッカリした。
考えなくてもいいサッカー、すなわち考えなくても身体が反応するようになるということは、考えるサッカーの上に成り立つものなのに、松木氏はそれに気づいていないのか?まさかそんなことはないよね〜?
松木氏はサッカーに対して情熱的で、素人にも分かりやすい解説などをしてくれていると思っていたので、あの発言には・・・って感じです。
ちょっとしたジョークであって欲しいなと。

